手描き原稿で作る
手描きの紙原稿の郵送での入稿も受け付けています。
手描き原稿とも、相性良し。
レトロ印刷では、手描き原稿の郵送による入稿を受け付けています。
手描き原稿も、データ入稿と同じように「原寸サイズでインクごとに版を分けて黒1色」で作成します。このページでは手描き原稿を作成する際の注意点を案内しています。
紙原稿用の入稿てびき(PDF)裁ち落とし印刷のとき
裁ち落とし印刷では、位置合わせ用の「トンボ」と「塗り足し」が必要となります。レトポ(ポストカード)、レトポミニ(名刺・カード)サイズは弊社のテンプレートをご用意しておりますので、等倍で印刷してお使いください。
- A3・A4・A5・A6(またはB4・B5・B6)サイズなど、定形サイズの用紙でご入稿ください。
製版可能な用紙は最大A3サイズです。 - 用紙の中央にデザインを配置してご入稿ください。
- トンボは用紙に対して平行にお描きください。
- 製本ご注文の場合、事前にお問い合わせください。
フチあり印刷のとき
フチあり印刷では、上下左右に5mm(厚紙A3では10mm)の余白が必要となります。余白部分にはみ出して描かれた文字やイラストは印刷されませんので、あらかじめ余白が入ることを前提に原稿をお作りください。
- 仕上がり原寸サイズの用紙でご入稿ください。
いろんな筆記具で描いてみよう
- 仕上がり線を直接原稿上に描くと、そのまま印刷されてしまいますのでご注意ください。
- 消しゴムの跡や、切り貼りした段差や糊跡が印刷に出てしまうことがあります。
消しゴムかけは丁寧に行い、なるべく原稿内に段差がないようにお作りください。
手描き原稿の注意点
- 製版にあたり、弊社で原稿の調整が必要な場合は、別途調整費をご請求します。
- 調整費:1原稿あたり220円 (表1色の場合:220円、表2色の場合:440円)
- トンボの付け直しによる原稿の切り貼り、スキャンが必要な調整などが該当します。
弊社で調整ができず、再入稿をお願いする場合もあります。 - 製版に必要な調整となりますので、原稿内容(濃度の調整など)のご要望には対応できません。
原稿は使うインクごとに、黒1色で
レトロ印刷の原稿は、版画のように使うインクごとに版を分けて作成します。2色以上のインクを使う多色印刷の場合は、トレース台を使ったり窓に当てて光に透かしながら描くと、位置を確認しやすいのでおすすめです。
印刷の濃淡は原稿で作る
印刷されるインクの濃淡は、原稿の黒色の濃度が反映されます。「ここは○○%で印刷してください」というご指定は対応できません。濃淡の表現は、グレーのマーカーや薄墨のペンなどがおすすめです。濃淡別に原稿を分ける必要はありません。
白い無地の紙に描く
原稿には白い無地の紙をお使いください。下描きの消し残りや切り貼りした段差の影、糊の汚れなども、スキャンに出てしまうことがあるため、原稿作成の際はご注意ください。
表裏・天地・インクの指定
版ごとにインクの指定が必要です。「印刷インク・天地の指示」を(両面印刷は表裏の指示も)、原稿の印刷範囲外に記入いただくか、付箋などで貼り付けてご入稿ください。
レトロ印刷のインク一覧原稿は濃くはっきりと
薄すぎる線や塗りは、スキャンの際に飛んでしまい印刷に出ないことがあります。文字や主線ははっきりと濃く描いていただくことをおすすめします。濃度が心配な場合は、事前に試し刷りをご利用ください。
サイズ調整は行いません
ご指定のサイズで正確に印刷するため、原稿は仕上がりの原寸サイズでお作りください。入稿される用紙の大きさはA3サイズまで対応しています。
原本は自宅で保管
原稿の取り扱いには細心の注意を払っておりますが、万一の事故などにより破損する恐れがあります。また、不備修正が必要な場合がありますので、原本はお手元で保管いただき、コピーしたものをお送りください。
試し刷り、できます。
原稿の濃さは大丈夫かな?混色は上手くいくかな?
そんなときは試し刷りをご利用ください。
- 試し刷りはレトロ印刷の特徴をご確認いただく商品であり、同一の仕上がりを保証するものではありません。
- 試し刷りと本注文で、版のズレ具合・インクの発色・ムラ・汚れなどは全く同じものになりません。
- レトロ印刷は均一な発色の印刷ではないため、色校正は行っておりません。
- 仕上がり見本と比較してのデザイン校正・誤字や脱字のチェックは行っておりません。