製本の注意点
レトロ印刷は仕上がりが均一にならない印刷です。
ご注文いただく前に必ずお読みください。
製本をご注文の前に
製本の仕上がりについて
裁ち口のデザインのズレすべての製本

複数ページにわたって共通の裁ち落としデザインがある場合、印刷・製本工程でズレが生じるため、一定の位置に揃う仕上がりになりません。小口にインデックスなどを付ける場合は、あらかじめご了承ください。
小口側の余白中綴じ

中綴じ製本は特性上、内側と外側のページで仕上がり寸法に差が生じます。ページ数が多いほど、内側のページの断裁される幅が大きくなるため、切れては困る文字などは仕上がりサイズのギリギリに配置しないようご注意ください。
見開きの左右ズレすべての製本

見開きで左右が繋がるようなデザインや、断裁ライン上に帯など対象に配置している場合、工程上で生じるズレにより左右が均等な仕上がりにはなりません。
表紙の紙の目中・無線綴じ

紙には折り曲げやすい方向(紙の目)があり、原則として仕上がりに合った紙の目で印刷を行っております。ただし仕上がりサイズによっては紙の目を合わせることができず、背部分に多少の凹凸が生じてしまうことがあります。
「しろ」「バウム」「クーヘン」「富士わら紙(厚紙)紙」は、サイズに関わらず紙の目を合わせることが可能です。
表紙のツヤプリできない部分すべての製本

表紙にツヤプリを行う際は、断裁ライン上・背部分へのツヤプリのベタは避けてください。この位置にツヤプリのベタがあると、製本加工時や断裁時にツヤプリが割れてしまったり、剥がれることがあります。
天のりクロス巻×ツヤプリ天のり

天のり製本でクロス巻を行う場合、クロスの部分にツヤプリがあるとクロスがはがれてしまいます。綴じ辺から10mmの部分(クロスで隠れる部分)には、ツヤプリのベタを配置されないように作成してください。
試し綴じ、できます。
ページ割りは大丈夫かな? 混色は上手くいくかな?
そんなときは試し綴じをご利用ください。
- 試し綴じはレトロ印刷の特徴をご確認いただく商品であり、同一の仕上がりを保証するものではありません。
- 試し綴じと本注文で、版のズレ具合・インクの発色・ムラ・汚れなどは全く同じものになりません。
- レトロ印刷は均一な発色の印刷ではないため、色校正は行っておりません。
- 仕上がり見本と比較してのデザイン校正・誤字や脱字のチェックは行っておりません。