表紙のツヤプリ
表紙をツヤプリすることで、トレペなしの仕上がりにできます。
製本表紙をツヤプリカバー
レトロ印刷の製本は、インク移りを防ぐため表紙にトレーシングペーパーが付きますが、
印刷部分をツヤプリすることでトレペなしの仕上がりにできます。
インク落ちが防げる

ツヤプリ印刷は印刷部分を樹脂でコーティングするため、表紙のインク落ちを防ぐことができます。
トレペなしで仕上がる

ツヤプリすることでインク移りを防げるため、トレーシングペーパーなしの仕上がりが可能です。
トレペとツヤAは同価格

ツヤプリ料金は面積に応じて決まりますが、Aパターンの場合はトレペ仕上げと同価格のためお得です。
- 無線綴じ製本の表紙は、ツヤプリでの印刷が必須となります。
- 印刷部分がすべてツヤプリで覆われていない場合(レトロ印刷とツヤプリの併用)は、トレーシングペーパーが付きます。
ツヤプリの詳細は こちら をご確認ください。
2色までの表紙の場合

印刷が2色までの場合、インクに直接ツヤプリを指定することができます。
通常通りレトロ印刷の入稿データを作成し、インクにツヤプリ指定を行うだけで、別途ツヤプリ用のデータをご用意いただく必要はありません。
3色以上の表紙(ツヤプリカバー)

透明インク+ツヤプリの『透明ツヤプリカバー』で、印刷部分をカバーします。
印刷部分全体を覆うように透明インクのツヤプリを重ねることで、3色以上の印刷もツヤプリでコーティングすることができます。通常の入稿データの他に、「透明インク用のデータ(通常の入稿データの印刷部分すべてを覆うデータ)」をご用意ください。
透明インクについてツヤプリカバーの入稿データ
透明インクでツヤプリカバー

ツヤプリ版はひとまわり大きめに作る

透明ツヤプリを行いたい部分(=透明インクで印刷する部分)のデータを、通常の入稿データと同じように黒1色(K100%)で作成してください。
ツヤプリ加工時の熱により紙がわずかに縮むため、通常の印刷部分とツヤプリで印刷する部分では、最大で2~3mmの印刷ズレが発生します。
文字や線などの細かい部分は特にズレが目立ちやすいため、透明ツヤプリカバー用のデータはひとまわり大きめに作成されることをおすすめします。
入稿例(4色+ツヤプリ1色)





- 透明インクも1色としてカウントします。
(例:もも+青+透明ツヤプリでは3色印刷になります。) - 透明インクの版は黒1色(K100%)の濃度で作成してください。
ただし透明インクの面積が全体の80%以上となる場合は、透明インク版の濃度をK80~90%に下げてください。 - 広範囲のベタや多色のデザインでは、ムラや印刷汚れが発生する場合があります。
ツヤプリの面積で、金額が変わります。
ツヤプリ印刷の印刷料金に、ツヤプリを行う面積に応じた料金が加算されます。
下の図は面積パターンのおおよそのイメージとなりますので、ご注文の前に正確な料金をお知りになりたい場合は、お見積りフォームからツヤプリ版のデータをお送りください。
各面積パターンごとの加算料金は、ご注文サイズ・枚数により異なります。
ツヤプリ面積のパターン例
Aパターン

全体の約10%未満
Bパターン

全体の約10~20%
Cパターン

全体の約20~30%
Dパターン

全体の約30~50%
Eパターン

全体の約50%以上